砂糖の多い飲み物は広告禁止!|シンガポールにまた新しいユニークな方針が発表
2019年10月10日にシンガポール政府は砂糖が多く含まれている清涼飲料水に対して広告を全面禁止させることを発表しました。これは世界初となります。これからは、砂糖がどのぐらい入っているかで飲料を選ぶ時代が来るのでしょうか?
このニュースのまとめ
- 炭酸飲料やジュースなど砂糖が大量に含む飲料の国内広告が禁止
- 消費税やメーカー・湯別府業者に対する導入・砂糖含有用の高い飲みの販売の全面禁止も検討している
- 開始時期や罰則などの詳細は2020年に公表予定

高所得国の中で糖尿病患者の比率が高い
最近世界競争力ランキングで1位を取得したシンガポール。国民生活のレベルも高く魅力的な国ですが、その反面糖尿病で苦しんでいる方が世界の国々と比較しても多いだそうです。実際、砂糖を大量に含む飲料を1日あたり250ml摂取すると、糖尿病に成るリスクが最大26%増加するようです。砂糖と糖尿病の因果関係は大いにありシンガポールの人々は砂糖を取りすぎている可能性があるわけです。
砂糖が好きな国民性
でも、シンガポールの人ってそんなに太っているわけでもないし料理は比較的ヘルシーなものが多い気がするんですよね。でも、1日あたりの砂糖消費量は日本やタイなどアジア諸国に比べると多いんです。確かにこちらでは「緑茶」と書いてあるお茶も加糖されていて、甘くないお茶を探す方が大変だったりします。それに、文化的に粉乳・砂糖が混ざった「3−in-1で」と呼ばれるインスタントコーヒーをお湯や水に溶かさずにサプリメント代わりにそのまま飲む習慣があるそうで、甘いものが大好きな国民性なんです。
- 年間砂糖摂取量小さじ1,500杯以上
ある調査によるとシンガポールの人たちは、毎年清涼飲料水から小さじ1,500杯以上、量にして6kg(小さじ1杯=4g)の砂糖を摂取しているんだとか。
実際にどのぐらい砂糖が入っているの?
・コーラ(320ml)33.9g
・レッドブル(250ml)40g
・スポーツ飲料 H-TWO-O(500ml)30g
・Meijiチョコレート味の牛乳(200ml)24g
フレッシュジュースのお店がいっぱい
シンガポールの町を歩いていると様々なフレッシュジュースのお店を見かけます。初めて来たときは「なんて健康的な国なんだ!」と思いました。でも、そんなイメージがあるフルーツジュースも実際は「果糖」が多く含まれ糖分の取りすぎになってしまう可能性が。 そして、さらに悪いことに一部のお店では作りたてのフレッシュジュースに砂糖を追加しているところもあって、知らず知らずのうちに砂糖の過剰摂取になっている可能性があるんですね。
【シンガポール】砂糖含有量の多い飲料、広告宣伝禁止へ[食品]
砂糖の取りすぎは糖尿病だけ?!
そんなことはありません。砂糖の取りすぎは様々な健康被害があるんです。
- 心臓病のリスクが倍増
- 毛穴が開いてニキビができやすくなる
- ウエストが大きくなる
- 肝臓結石を作る恐れもある
- 歯を弱くする・ダメにする
- 肝臓に害を与える
甘いものの食べ過ぎには要注意!砂糖の摂りすぎで起こりうる体への悪影響
2020年に詳細発表
具体的な内容や開始時期はこれから発表されるようなのですが
- 砂糖を多く含む飲料にラベルの貼付が義務づけ
- 不健康と言われる飲料は広告(放送・印刷・SNSなど)の全面禁止が課せらる
- 詳細は2020年に公表予定
糖尿病対策の一つとして行われるこれらの政策は世界でも初めての試みのひとつ。年明け以降にまた詳細お伝えできればと思います。
まとめ
シンガポールといえば、チューイングガムが禁止だったり、電車の中で飲食やドリアン持ち込み禁止など思い切った政策が多いですよね。今回も世界初の取り組みで非常にユニークだと言えます。日本とは物事を解決する考え方が大きく違いますよね、日本はより健康になるものにお金をかけるけれど、シンガポールは不健康になるものを禁止するやり方。とてもシンガポールらしいと思いました。いつかは不健康になると言われた清涼飲料水は国内持ち込み禁止になるのかもしれません。