ちゃまる

弱英語力の私が英語圏のシンガポールで生活するとどうなるか?育児に家事に勉強に!夫と息子ちゃまるとの海外生活を楽しむ!

海外で突然の火災警報|実際に私自身が体験して感じた5つ

外出先での突然の警報音、あなたはどうしますか?

まさか?

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先日子供と二人でショッピングモールに買い物に行き、いつもと同じようにベビーカーに子供を乗せて歩いていました。牛乳やオレンジジュースなど重たいモノがカゴに入れてかなりの重量です。下の階に降りたかったのでエレベーターホールで待っていると、突然けたたましい警報音が鳴り響き始めました。明らかに何かこの館内で大変なことが起きていることを知らせる音です。「まさか?!火事?テロ?」変な汗がじわっと滲みでました。

アナウンスが聞き取れない

しきりに何か言っているのですが、なんと言っているのかわからない。聞き取れない。この時、もしこれが火事ならこのまま下に降りたらいいのか?上に上がったの方がいいのか?それとも、このままフロアに残った方がいいのか?どうしたらいいの?と判断に迷いました。もし火事が起きていたら逃げ道は限られています。自分一人ならまだしも小さい子供を連れていて、ものすごい不安になりました。自分一人でこの子を守れるのか本気で思いました。

子連れは身動きが取りづらい

そんなことをしていると、警報音に子供も不安で泣き出し始めたんです。私でこんなに不安になってるので子供だって不安になります。仕方ないので抱っこするのですが、そうなると片手でベビーカーを押すことになって身動きがますます取りずらい状況に。抱っこ紐もないので、抱っこも不安定。ベビーカーには牛乳とオレンジジュースだけで4キロ以上…その場に置いて逃げようかと本気で思いました。

海外での火災緊急時対策

結果的には火事が実際に起きたわけではなく、多分誤作動だったのではないかと思います。でも今回の一件で、子供と二人でいる時間が長い私が何かトラブルに巻き込まれた時に安全な対応を取ることができるのか?ということでした。

緊急時のキーワードを知る

これはつくづく思ったことで、ただでさえ不安で焦りがある状況の中で最低限の英単語のボキャブラリーがないと何かあった時に大変です。このあたりのいずれかのアナウンスがあったと思われます。

  • この建物の火災報知機テストです。:「This is test of the building's fire alarm.It's only a test
  • これは火災報知機の誤作動です。:「This is a false fire alarm.No worry
  • 火災報知機が発動しました。指示を聞きましょう。「The fire alarm is activated Let's Listen to the instructions.

赤字がキーワードになってくると思うので次回(もうこりごりですが)何かあった際は落ち着いて聞いていきたいです。それ以外にも緊急時に必要な単語を出してみました。

  • 避難する:evacuate
  • 避難所:shelter
  • 通れない道:a disrupted road
  • 危ない!:watch out!/Look out!
  • 救急箱:first-aid kit
  • 伏せる:duck
  • 救急車:ambulance
  • 火災警報訓練:fire drill
  • 消化器:fire extinguisher
  • 火災が発生しました:「There's fire!」
  • 姿勢を低くしてハンカチで口を覆ってください「crouch down and cover your mouth with a handkerchief.」
  • 煙を吸わないように気をつけてください:「Be careful not to inhale smoke」
人のありがたさを知る

当たり前ですが、アナウンスが聞き取れないなら人に聞くしかないですよね。私の場合、近くにいたのが中東のご家族(というか一族)でして女性は全員真っ黒の服を着ていました。なかなか普段そういった繋がりもないのでお近づきになれないのですが今回非常に親切にしてくださいました。大変ありがたかったです。シンガポールでは外国人ですが、言葉がわからない人に親切にしようと改めて思いました。

施設の広場や噴水の緊急時の役割を知る

館内放送や指示に従うのはもちろんなのですが、例えば地下街など地下空間では、中央や端部の要所に「広場」が設けられていて避難のための一時滞留スペースとしての機能も備えられているようです。憶測ですがオーチャードの@Takashimaya地下2階に広屋や噴水があるスペースには両端に階段とエスカレーターがあります。あそこはそういった役割があるのではないかと思います。

抱っこ紐の重要性を知る

子連れのお出かけとなるとオムツや着替え、哺乳瓶…と大きなバッグにいっぱいになるほどの荷物です。どうしても最軽量にしたくてベビーカーで移動する際は抱っこ紐は持っていかないと時があるのですが、こういった緊急時にベビーカーだと階段や足場が悪いと逆に移動が大変に。子供を抱っこすると手がふさがってしまい身動きが制限されてしまいます。抱っこ紐がかなり役立つので準備したほうが良さそうですね。エルゴなどは長時間の抱っこに対応できるようにしっかりした作りですが、かなりかさばるのでコンパクトタイプが良さそうですね。

オムツは最低でも2枚持つことを知る

もちろん家からどのぐらいの距離にいるかにもよりますし、最悪の事態が起きたらもうどうにもできないのですが、近場にいるにしても最低限二枚は必要だなと思いました。ついつい出先にバタバタしていると「(あ…一枚しかないけど…ま!大丈夫か!)」って思って出て行っています。以後気をつけたいと思います。

振り返り

帰ってくるとマンションのエントランスに「10月に、このマンション内で避難訓練やるからアラームがなります。でも訓練だから大丈夫ですよ」という張り紙がありました。シンガポールでは防災シーズンなのでしょうか。

日常会話ももちろん大切なのですが、こういった緊急時の英単語を覚えておかないと、いざという時に大変なことになるんだ強く思いました。大変な時は周りの人も同じで「英語がわからないので〜」では済まされないですよね。自分の身、そして子供の身を守れるのは自分だけです。