ちゃまる

弱英語力の私が英語圏のシンガポールで生活するとどうなるか?育児に家事に勉強に!夫と息子ちゃまるとの海外生活を楽しむ!

【頑張った時ほど報われない】新しい食材への冒険心が最悪の結果に

色々苦労したのに報われないことってありますよね。皆に喜んで貰えると一生懸命頑張ったのに、ちょっとした事で全てが台無しになる…今回はそんな悲しい話です。

 

 

第1章 食材調達

また鶏肉、今日も鶏肉、明日も鶏肉

生後6ヶ月になった息子もだんだん表情豊かになってきて、お腹がすいたから「泣く」だけではなく、寂しい、つまらない、かまって欲しいといった泣きも増えてきました。そして、夕方になるとその傾向が強く、なかなか夕食の準備が進まず午前中に仕込みのできる料理を作ることが多くなっています。シチュー、バターチキンカレー、チキンライス...鶏がほとんど。

たまには違うものを主人にと思い、久しぶりに魚にしようと意気込んで買い出しに向かうのでした。

 

美味しそうな魚...貝...

いつものスーパーだとよく分からない魚しかないのと、種類が限られているのでタカシマヤのコールドストレージへ。普段よりも種類が豊富で貝などもあって胸が踊ります。そこで目に止まったのが赤貝の子供みたいな貝!

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この貝と白身魚を煮てアクアパッツァみたいなの美味しそうだなぁ~と閃き、魚の方を見渡します。

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2人だから1匹ものでもいいかもなぁ...考えていると

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二人分には丁度よさそうなサイズの魚があるではありませんか。でも捌かないといけない。そんなことを考えて視線を上に上げると魚コーナーの中に一人の男性が。

もしかしたら捌くサービスとかあるのかしら??

と、意を決して

「Could you cut This fish?」と聞くとYesとの事。

 きたー!そして通じた!!と喜び、魚が出来上がるのを楽しみに待ちました。

 

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そして、できた魚がこちら!

あれ?内臓だけ?三枚に捌いては…ないよね。言ってないもん。家に帰って捌くのかー…。大変なことになった…。と後悔しながらも弱英語力の私がここまでできた!という満足感と今日の夕飯を楽しみに、ちゃまるが抱っこをねだるので抱っこしながらベビーカーを押しながら足並み軽く帰路につくのでした。

 第2章何かが始まる時はいつも一緒

悪戦苦闘

 帰ってきて授乳・昼寝のねかしつけ、部屋の掃除をしてと気づけばちゃまるは起きてる!バタバタしながら二人でお風呂に入り18時に。そろそろ、夕食の準備に取り掛かるかと動き出すと、いつもの抱っこの要求。交渉の末、おんぶで落ち着き、さあ取り掛かるかと魚を捌き始めました。

結果がこちら

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 もうね、大変。包丁も切れないし、YouTubeとかみる時間もない。見よう見まねでなんとか捌き、よし!あとはフライパンで焼くだけだと火をつける。魚に焦げ目がついたところで赤貝の子供を投入、酒を入れて蓋をし出来上がるのをまつのでした。

悪臭

なんでしょう、この海のヘドロのような悪臭は。もう蓋をあけることすら恐ろしい。換気扇と窓を全開に開け火を止める、時すでに遅し部屋じゅうにヘドロ臭が充満しています。

さてこのあとどうするか?

きっとこの魚も、この貝も、自然界の競争に打ち勝ち、あえなく漁師に捕まり、その後、多くの人々の手をへて私のところにきたことは間違いありません。そして、最後美味しくいただくだけ!というとことまで来て、このヘドロ問題です。正直一瞬、「主人なら…いけるのでは?」と悪い考えがよぎったのですが、倫理上残念ながら却下。非常に申し訳ないのですが自らの手で葬り去るしか方法がありませんでした。

家にあるのはご飯とお味噌汁、そして冷凍のピザ

厳密に言うと、冷凍の鶏肉や卵なんかあるので何か別の料理を作り直すこともできます。でも、もう今日はキッチンに立ちたくない。主人に連絡すると「何か買っていこうか?」とのこと

ありがとうございます!

そう伝え忙しない1日が終わるのでした。

 

一体何が悪かったのか?

私の日頃の行いが悪かったのか?それとも魚?いや貝??

これは完全にあの貝の仕業だと思われます。なんとなく洗っている時に臭いがあったのですが、魚をさばきながら子供をあやし正常な判断能力が失われていました。

この「FRESH COKLE KG」日本では「ザルガイ」と呼ばれ、とり貝の仲間なんだそうです。いろいろ調べてみると「ザルガイの白ワイン蒸し」や「ザルガイのリゾット」など美味しそうなのがいっぱい。決して、癖があるわけでも、臭いが強いものでもない。これは完全に傷んでいる貝を買ってしまったのでした。私の頭の中には「タカシマヤのコールドストレージだから大丈夫だ」という慢心の結果だと思います。

みなさんも魚介類を買う際はよく注意してご購入ください。

 

長々とおつきあいありがとうございました。

寝ます!